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私が子供の頃、『世界の石油は後50年でなくなる』という話を聞いた覚えがある。その時はあまりピンとはこなかったが、それでも『大変だなぁ』と何となくは思った。 あれから20年ほど経ったが、今でも『後50年』と言っている。一体、石油の埋蔵量は本当はどのくらいなのだ? 世界のエネルギーは石油に頼っている部分が多い。そのせいでアメリカのメジャーは世界に大きな影響力を持っているし、中東で紛争が起こるたびに世界中がゴタゴタしてしまう。 そういうこともあって、私は大学の時に『エネルギーを専攻すればよかった』と思った。 石油を使わない新しい方法は色々と考えられている。 ソーラーシステム(星一号作戦とは関係ない)とか風力発電なんかは昔からあるが、近年、こういったものがさらに活用されるようになっているみたいだし、自動車もハイブリッドカーが作られたり、ガソリンを使わないものが開発されていたりする。 エコキュートなんかもそのひとつと言えるだろう。 しかし、世の中を大きく変えるほどの画期的なエネルギーというのはなかなか難しいようだ。 太陽光や風など気象条件に影響されるような発電方法は安定供給の点では不安があるし、大掛かりな設備が必要だったりする場合もある。 安定して供給でき、安全で無公害なエネルギー、というものを考えると、私の場合、ロボビタンAが思い浮かぶ。 ロボビタンAというのはアラレちゃんのエネルギーなのだが、アレはスゴイ。センベエさんという村の科学者が個人の設備で作っているものなのだ。 しかも原料は海水なのでほぼ無尽蔵。また、哺乳瓶に入れて持ち運べるほど安全性は高い。その上、地球を割るほどのロボットを動かす力を持っているのだ。 確かに、『アラレちゃん』は漫画の話だ。漫画だからいくらだって都合の良いものは作れる。 しかし、昔は漫画でしか描かれなかった空想の産物のようなものが現実になっているものも多い。携帯電話が良い例だ。 そう考えると、将来はロボビタンAに近いエネルギーが開発される可能性もある。そうすれば、地球環境、政治、経済などあらゆる面で世界は大きく変わるだろう。 いつかそんな日が来ることを信じたい。 …できればそれを、自分の手でやってみたかった。 |
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